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このドキュメントは、ROBUSKEY® for Videoの使い方を説明したものです。ROBUSKEY® を初めてご利用になる場合や、操作中にわからないことがあった際に参考にしてください。
インストール方法や製品アクティベーションについては、「インストールガイド」をご覧ください。
ROBUSKEYによるクロマキー処理に適した色見本、適さない色見本は以下の通りです。
グリーン | ブルー | |
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最も適した色 | HSB表色系 【 H=100°, S=60%, B=75% 】 | HSB表色系 【 H=200°, S=60%, B=75% 】 |
この条件に近い背景色の場合、最も精度の高い処理を行うことができます。 | ||
適さない色(彩度) | HSB表色系 【 Sが40%以下 】 | HSB表色系 【 Sが40%以下 】 |
毛先などの抽出精度が低下します。 | ||
適さない色(輝度) | HSB表色系 【 Bが50%以下 】 | HSB表色系 【 Bが65%以下 】 |
HSB表色系 【 Bが90%以上 】 | HSB表色系 【 Bが90%以上 】 | |
ノイズが増加し、全体的な抽出精度が低下します。 | ||
その他の適さない色 | 一部の黄色 |
HSB表色系とは、H(色相:Hue)、S(彩度:Saturation)、B(明度:Brightness)で色を表現したものです。
ここでは、ROBUSKEYの基本的な使い方を説明します。
グリーンバック映像を読み込んだ状態
ツールバーからプラグインを選択
ROBUSKEYのエフェクトコントロールパネル
素材を読み込んだ状態
エフェクトをクリップにドラッグ&ドロップ
ROBUSKEYのエフェクトコントロールパネル
素材を読み込んだ状態
エフェクトブラウザからプラグインを選択
ROBUSKEYのエフェクトコントロールパネル
素材を読み込んだ状態
ライブラリからプラグインを選択
ROBUSKEYのエフェクトコントロールパネル
素材を読み込んだ状態
エフェクトをクリップにドラッグ&ドロップ
インフォメーションウィンドウ
ROBUSKEYのエフェクトコントロールパネル
ここではAfter Effectsの場合を例に説明します。 Premiere Pro、Final Cut Pro、EDIUS、EDIUS Proでも基本的な使い方は同じです。
背景のグリーンまたはブルーをクリック
カラーピッカー
背景との合成結果表示
マット表示
元画像の表示
GPUによる高速化が使用可能な環境
GPUによる高速化が使用できない環境
※EDIUS、EDIUS Proの場合、キーカラーを選択するとグリーン/ブルー部分が透明になった結果が表示されます。キーカラー選択後に[OK]ボタンを押すことで、背景との合成結果を得ることができます。
キーカラー選択時
OKボタン押下時
※「ざっくりマスクプラグイン(マスク自動修正機能)」は、After Effects、EDIUS、EDIUS Proでのみ使用可能です。Premiere Pro、Final Cut Proには対応していません。
ROBUSKEYでクロマキー合成をした後に「ざっくりマスクプラグイン」のAuto Clip機能を使うと、背景の見切りやマーカーなどクロマキー合成では抜けなかった部分のマット(アルファチャンネル)を自動修正します。
ROBUSKEYでクロマキー合成
クロマキー合成では抜けない部分が残った例
エフェクトメニューより、ざっくりマスクプラグイン=Clip Alphaを選択
「ざっくりマスクプラグイン」パネルでAuto Clipを選択
ROBUSKEYの後にざっくりマスクを使用した合成結果
※EDIUS、EDIUS Proの場合、「手法」の項目がありません。マスク自動修正機能を使用するためには、「マッティング」にて「from Alpha」を選択して下さい。
EDIUS、EDIUS Proの場合のざっくりマスク(マスク自動修正機能)
※「ざっくりマスクプラグイン(マスク自動生成機能)」は、After Effectsでのみ使用可能です。Premiere Pro、Final Cut Pro、EDIUSには対応していません。
ROBUSKEYでクロマキー合成をする前に「ざっくりマスクプラグイン」のMask Maker機能を使うと、背景の見切りやマーカーなどクロマキー合成では抜けない部分に、After Effectsのマスクを自動生成します。
背景が見切れている屋外撮影の例
エフェクトメニューより、ざっくりマスクプラグイン=Clip Alphaを選択
「ざっくりマスクプラグイン」パネルでMask Makerを選択
Mask Makerのキーカラーメニュー
Mask Makerのキーカラーを選択
生成されるマスクのプレビュー表示
MakeMaskメニューの「Click to Make Mask」ボタンを押す
マスクが生成されると表示されるダイアログ
マスクレイヤーの名前
マスクが自動生成された
ROBUSKEYの前にざっくりマスクを使用した合成結果
【注意事項】
マスクを上書きする警告ダイアログ
頂点数を増やしたざっくりマスクの例
キーフレームメニューで「Auto Keyframes」を選択
Auto Keyframesでマスクを自動生成する際の警告ダイアログ
Auto Keyframesでマスクを中断した場合のダイアログ
ここでは、ROBUSKEY、及びざっくりマスクのパラメータについて概要を説明します。
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ROBUSKEY® についてのお問い合わせは、電子メールにて受け付けております。
また、弊社Webサイトでは、製品に関する最新情報などを提供しております。
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※Adobe, Adobe After Effects, Adobe Premiere Proは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における登録商標です。
※Apple、Final Cut Proは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の登録商標です。
※Grass Valley、EDIUSは、グラスバレー株式会社の登録商標です。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※Mac、Macintoshは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名および名称は各社の登録商標または商標です。